みりお様ロミオverのロミジュリ、観ました。

この世にBlu-rayなるものを生み出して下さった方々・・・ありがとうございます！ありがとうございます～！！！T_T


もう号泣。
キラキラ過ぎて眩しい。

みりお様ロミオは、全体的に初々しくて、ジュリエットに別れの挨拶に行く時なんて、大丈夫？分かってる？行く意味分かってる～？と訊いてやりたくなりました（笑）
まぁそれなりに女性経験はあるっぽいですが、ロミオ。

友達や神父様の前だと幼くて、すごぉくかわいい愛される男の子って感じなんですが、ジュリエットの前に行くと、ちゃんと男の顔になるんですよね。
結婚のシーンの礼拝堂でジュリエットを待つロミオの表情に、撃ち抜かれてしまいました。

そしてみりお様は、アンサンブルに翻弄されるのが良くお似合いで（笑）ルドルフしかり、清顕しかり。
あの苦悩の表情もとても良い^0^


私はティボルトのみりお様がハマるきっかけとなったわけなのですが、ロミオも大変にお似合いで素晴らしかったです。
かわいくて守ってあげたくて優しくて、でも決めるところは決めて、キラッキラに輝いたロミオでした。
好きだ！



龍さんは、ティボルトのあの狂気、歪められた自分への葛藤、全て目で語ってました。
目力がお強くて(そもそも目が大きいんだよな。うらやましい！)、こういう役似合うよなーと改めて認識。
まっとうなところから少しそれた役をやってる龍さんの方が、私は好きなのかも。

ちゃぴちゃんは、どんどん上手くなっていますよね。
私が見た一番最近のものはルパンなんですが、ロミジュリの時よりも良かった気がします。
ジュリエットがダメと言っているわけではなくて、本当に成長を感じさせてくれる娘役さんだなぁと感心しきりです。

越リュウさん、再び見られて幸せです！
ああ・・・なんと色気がダダ漏れのジュリ父であることか・・・。
つまらない男なんかじゃないっす！！！お母さまは本当に予防線で好きにならないようにしてるだけっす！！！そうとしか考えられないカッコよさっす！！！
興奮するわ～（笑）

ゆりやさんはこういう役、得意中の得意ですよねというハマり役。
「気取り屋のまぬけ」みたいなことを言われてましたけど、「あー、だよねぇ」と笑ってしまいました。
いつも楽しそうで、好きなんだよなー。
としちゃんも好きなので、青陣営が映る時は、いっつも探してしまいます。

専科のお二人は、もう流石としか言いようがないです。
キャラクターも魅力的、歌も魅力的。
ロミオには神父様、ジュリエットには乳母が、大きく包み込んでくれていて、見ていて愛を感じ、温かい気持ちになりました。


マギーさんは、安定のカッコよさ。ちょっと冷静な部分があるのもとても合ってて良いです！
月にマギーさんがいてくれて良かったなぁと改めて思いました。

みやちゃんはマーキューシオのものすごく複雑な部分をよく表現していて、演技力の高さに脱帽しました。死ぬシーンは涙がもう;_;

お母ちゃんズも難かしい役ですよね。
女ゆえに、男たちとは違う柔軟さを持っているけれど、いざ事が起こると憎しみに翻弄される。
対照的でありながら似た部分があって、最後に二人が手を取り合うシーンは号泣しました。
あのシーンは本当に泣ける・・・。
最初に引き離されてた、るうさんたち二人の男女が抱き合うところで涙腺崩壊。
分かりきったストーリーで、こんなに泣くとは思いませんでした。


ロミジュリって、友達が友達を思うがゆえに行動した結果が、良くない方向ばっかりにいく話ですよね。
きっとそれは、両家が憎しみ合っているせいで歪められてしまった運命なのでしょうが、悲しいです。

運命と言えば、「死」が手紙を預けられた使いにまったく別の方向を示す場面で、これが運命というものか、と思いました。
実際に「死」という存在がその方向を教えわけではなくても、誰かがたまたま間違った方向を教えてしまって、それがロミオたちの運命を決定づけた。
こういう偶然の結果こそが運命なのかなぁと。


あー、またダラダラと長く書いてしまいました^^;
とにかくロミジュリBlu-ray、画質も良いしかなり良かったです！

ラスタイ東京公演早く始まれ～！！



追記:まさお版ロミジュリの感想アップしました。